県内の高校生年代のチームが争う「高円宮杯JFA U―18サッカーリーグ2024福島」(通称Fリーグ)は29日、郡山市の仙台大学サッカーフィールド郡山(西部サッカー場)などでF1(1部)とF2(2部)の計13試合が行われた。F1では郡山が学法石川に4―2で勝利した。
県サッカー協会の主催、福島民友新聞社、福島中央テレビ、読売新聞東京本社福島支局の共催、実行委員会などの主管、モルテン、ミカサの協賛。
▽F1
郡山 4―2 学法石川
帝京安積セカンド 3―0 福島工
福島ユナイテッドU―18 7―0 ふたば未来
尚志サード 3―1 東日大昌平
いわきFCU―18 2―0 福島東
▽F2
日大東北 5―1郡山商
聖光学院セカンド 1―0 須賀川創英館
福島ユナイテッドU―18セカンド 2―0 磐城
東日大昌平セカンド 2―1 安積
いわき湯本 2―2 いわきFCU―18セカンド
学法石川セカンド 10―0 平工
安達 3―0 いわき光洋
福島成蹊 3―1 相馬
郡山、陣形変更で勢い
郡山が学法石川を下し、0―6で敗れた開幕戦の雪辱を果たした。決勝点となる今季初ゴールを決めた郡山のFW砂金(いさご)橙馬(2年)は「最近チームの雰囲気が良くなかった。やるしかないという気持ちで臨んだ」と笑顔を見せた。
郡山は序盤から攻め込まれ、前半28分に先制点を許した。しかし、陣形をワントップからツートップに変更すると攻撃が活性化した。2―2で迎えた後半29分、ゴール前の密集で抜け出した砂金がパスを受け、シュート。一度はキーパーにはじかれたが、こぼれ球を押し込んだ。砂金は「どんどん強豪を倒していきたい」と、この日の勝利を弾みにすることを誓った。