鬼文化をアピール!豊後高田、国東両市で「鬼んぴっく」 大会などを関連競技認定、入賞者にメダル【大分県】

「鬼んぴっくのオリジナルメダルを目指して頑張ってほしい」と呼びかける六郷満山日本遺産推進協議会事務局の職員=豊後高田市教委
「鬼んぴっく」のメインビジュアル

 【豊後高田・国東】豊後高田、国東両市でつくる「六郷満山日本遺産推進協議会」(会長・佐々木敏夫豊後高田市長)は、国東半島の地域イベントを盛り上げようと「鬼んぴっく2024」を開催している。オリンピックイヤーに合わせて4年に1度開いており、2回目。両市であるスポーツ大会や文化イベントなどを関連競技として認定し、上位入賞者にオリジナルメダルを授与する。

 イベントを通して地元の人に国東半島の鬼文化を知ってもらおうと、同協議会担当者でつくる「くにさき鬼んぴっく委員会」(KOC)が企画した。

 認定を希望する大会やイベントの主催者はKOCへの申請が必要で、本年度内の開催分を対象に随時、受け付けている。

 同協議会事務局の豊後高田市教委文化財室の松本卓也さん(34)は「前回は新型コロナウイルス禍の影響で実施できない行事もあった。競技性のある大会やイベントならば老若男女問わないので、より多く申請してほしい」と呼びかけている。

 KOCは鬼んぴっく公式エンブレムとメダルのデザインを募集している。市内外を問わず誰でも応募でき、締め切りは7月16日。

 メダル(100個程度)は9月ごろ完成させる計画で、各大会やイベントの上位入賞者に対するメダル授与式も予定している。

 問い合わせは同文化財室(0978.53.5112)。

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