テニス=シフィオンテク、前哨戦欠場しウィンブルドン迎える

[29日 ロイター] - 女子テニスの世界ランク1位、イガ・シフィオンテク(ポーランド)は29日、四大大会第3戦、ウィンブルドン選手権に向けて「違うアプローチ」をしているが、それは賢明な判断だと述べた。

四大大会で5勝のシフィオンテクだが、芝コートが得意とは言えず、ウィンブルドン制覇もまだ実現していない。先ごろ全仏オープン(OP)優勝を果たしたが、心身ともに疲労しているとして、前哨戦となるベルリンOPを辞退した。

ウィンブルドンに第1シードで出場するシフィオンテクは報道陣に対し「自分の国と、ここ(ウィンブルドン)のような場所とでは芝に大きな違いがあるので、早めに来てよかった。シーズン序盤に多くの試合をこなしたので、今年は違うアプローチをしている」とコメント。ベルリンOPの欠場は「賢明な判断」だったと話した。

ウィンブルドンは7月1日に開幕。シフィオンテクは元世界ランク4位のソフィア・ケニン(米国)と初戦で顔を合わせる。

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