デジタルアート7月1日から募集 テーマ部門は全国から応募OK 福島県が学生対象に作品展

特設ホームページにつながるQRコード

 若者がタブレット端末やスマートフォンを使って制作したデジタルアート作品の展覧会「フクシマ ネクスト クリエーターズ チャレンジ2024」は、11月に福島県会津若松市、来年1月に須賀川市で開かれる。7月1日から作品を募る。福島の魅力を知るきっかけにしてもらおうと、今年度からテーマ部門の募集対象を全国に広げる。

 テーマは「わたしが見つけた〝ふくしま〟」。デジタル技術を活用していれば静止画や動画といった表現方法は問わない。他に、静止画、動画両部門もある。対象は中学、高校、大学、専門学校などの学生で、静止画、動画両部門は県内在住・出身者となる。応募は9月8日まで。

 3部門とも最優秀賞、優秀賞、審査特別賞を最大9作品選ぶ。特設ホームページで作品を公開し、入賞作品は展覧会に飾られる。

 県はデジタル機器を活用した若者の創作や育成に力を入れている。発表の場を提供しようと3年前に企画を始め、昨年は計198点の応募があった。

 日本アカデミー賞優秀撮影賞を受けた撮影監督から技術を学べるワークショップを開催するなどデジタルアートへの関心を高める。応募を検討する学生らのスキルアップにもつなげてもらう。

 申し込み方法など詳細は特設ホームページで確認できる。問い合わせは県文化振興課へ。

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