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浮上するのは「牝馬」「逃げ先行馬」
2024年6月30日に小倉競馬場で行われる北九州記念（GⅢ・芝1200m）。今年はサマースプリントシリーズの第2戦にスライドしたことで、初戦の函館スプリントS同様、「開幕週×ハンデ重賞」という難解な条件下での施行となった。SPAIA予想陣4人はどの馬に本命印を打ったのか見ていこう。
意外にも最多となる2票を集めたのは3勝クラス勝ちからの臨戦となるグランテストで、データ予想の門田光生氏らが指名。同氏が好データとして挙げた「牝馬」「4歳馬」「前走1着」の3つを唯一満たしていることを根拠とした。
京都大学競馬研究会は3歳牝馬ピューロマジックを推す。彼らが着目したのは小倉芝1200m・開幕週の4角通過順別成績（過去10年、3勝クラス以上。連続開催を除く）。同3番手以内の成績は【10-8-6-22】勝率21.7%、複勝率52.2%と優秀なことから、前目で立ち回れる馬を重視した。候補馬の中で、前走のハイペース経験や軽斤量、先行意識が高い松山弘平騎手への鞍上戻りを評価して本馬を本命とした。
編集部ゲンは京大競馬研同様、開幕週らしく内前に取り付けそうな馬という観点で、サーマルウインドを選んだ。「夏は牝馬」というだけあってか、全員が牝馬を本命に指名しているのは興味深い。対抗以下では、ペアポルックス、ナナオ、テイエムスパーダなど逃げ先行勢に複数印が付いた。候補馬こそ多いものの、「牝馬」「逃げ先行馬」など重視した点で、4人とも似通った。
AI予想エンジンKAIBA
◎グランテスト
◯サーマルウインド
▲ペアポルックス
△バースクライ
×ナナオ
京都大学競馬研究会
◎ピューロマジック
◯ジャスパークローネ
▲グランテスト
△ナナオ
×ペアポルックス
×テイエムスパーダ
×ヨシノイースター
門田光生（データ予想）
◎グランテスト
◯ピューロマジック
▲バースクライ
△ナナオ
編集部（ゲン）
◎サーマルウインド
◯グランテスト
▲カンチェンジュンガ
△ヨシノイースター
☆テイエムスパーダ
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