リバプール、交渉決裂もニューカッスルFWゴードンへの関心継続か。PSGも注視

アンソニー・ゴードン 写真:Getty Images

リバプール(イングランド1部)が、ニューカッスル・ユナイテッド(同1部)に所属するイングランド代表FWアンソニー・ゴードン(23)の獲得に興味を持っているようだ。

エバートン下部組織出身のゴードンは2017年にトップチーム昇格を果たすと、2023年1月にニューカッスルへ加入。高い技術を活かしたドリブル突破やスピードを武器に今季はプレミアリーグ11ゴール10アシストの好成績を残した。

イギリス『ガーディアン』によれば、リバプールはゴードンの獲得に向けてニューカッスルと今週中に会談を行ったとのこと。ニューカッスルはゴードンを巡るリバプールからのアプローチを否定していなかったが、U-21イングランド代表DFジャレル・クアンサーの譲渡が盛り込まれなかったことから、交渉は決裂したようだ。

しかしながら、リバプールはゴードンへの関心を継続しており、今週末にも再びオファーを提示する可能性もある模様。その一方で、ニューカッスルはプレミアリーグの収益性の規則を遵守することに疑念をいだしており、今月末までに少なくとも1人は売却したいと切望しているという。

また、ゴードンにはフランス代表FWキリアン・ムバッペがフリートランスファーでレアル・マドリード(スペイン1部)へ移籍したパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)も目を光らせているとのこと。エバートンから獲得した際に支払った移籍金4500万ポンドから価値は大幅に上層しているとみられているイングランド代表FWだが、どのような結末が待っているのだろうか。

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