【ラジオNIKKEI賞予想印まとめ】ミナデオロやヤマニンアドホックなど4頭に本命印 確固たる存在おらず混戦模様

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隊列読みづらく、ハンデでさらに難解に

2024年6月30日に福島競馬場で行われるラジオNIKKEI賞(GⅢ・芝1800m)。例年にも増して確固たる存在がいない上、近3走で逃げた経験のある馬が12頭中8頭もいるという、隊列も読みづらいメンバー構成。ここにハンデが加わり、一層力関係を読み解くのが難しい一戦となった。SPAIA予想陣4人はどの馬に本命印を打ったのか見ていこう。

AI予想エンジンKAIBAは上位人気が予想されるサトノシュトラーセをチョイス。ハイレベル戦の京都2歳Sで3着、前走の青葉賞で4着と着実に結果を出している。キレる脚はないが、粘り強さが持ち味。福島は初だが一周競馬は得意で、いかにもこの舞台に合いそうだ。

東大ホースメンクラブはヤマニンアドホックの逃げ切りに期待する。過去10年で前走が「1勝クラス×逃げて勝利」は【1-4-1-9】と結果を出しており、斤量54kgも【4-4-2-30】で最多勝。2走前に強い馬を相手に善戦していたことも含めて、高く評価している。

編集部のまつはレイデオロ産駒のミナデオロに注目。西塚洸二騎手とのコンビで2連勝中で、サトノシュトラーセと同じくキレる脚はないものの、高速決着に対応できる。外枠を引いたのはやや痛いが、包まれずに追走できる点はこの馬にとって良く、開幕週で時計が速くなるのも歓迎だ。ぜひ同騎手&産駒初の重賞制覇を果たしてほしい。

血統解説を連載している坂上明大氏はアレグロブリランテを指名。ほかでは、全員から印が入っている札幌2歳S覇者セットアップにも注目だ。

AI予想エンジンKAIBA
◎サトノシュトラーセ
◯オフトレイル
▲セットアップ
△ミナデオロ
×ウインマクシマム

東大ホースメンクラブ
◎ヤマニンアドホック
◯セットアップ
▲ウインマクシマム
△ミナデオロ

坂上明大(血統分析)
◎アレグロブリランテ
◯シリウスコルト
▲ショーマンフリート
△ウインマクシマム
×セットアップ
×オフトレイル
×ミナデオロ

編集部(まつ)
◎ミナデオロ
◯サトノシュトラーセ
▲セットアップ



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