完璧すぎる!フィニッシュの瞬間「これこそマリノスよ」ダイレクトパスで切り崩す→仕上げは宮市亮 横浜FMのゴラッソが生まれた一部始終

【明治安田J1リーグ】横浜F・マリノス 1-2 東京ヴェルディ(6月29日/日産スタジアム)

【映像】「これぞマリノス!」なゴラッソの瞬間

「これぞマリノス!」という華麗かつ豪快な一撃が生まれた。横浜F・マリノスが相手を翻弄するテンポの早いパスワークで崩し、宮市亮がネットを突き上げる強烈なフィニッシュ。ファンも「これこそマリノスよ」「俺らの宮市!」と大興奮のゴラッソとなった。

素晴らしいゴールが生まれたのは前半終了間際だ。横浜FMが東京ヴェルディに2点を先行されるなか、アディショナルタイム4分に追撃となるゴールを奪ってみせた。

中央から右を使って組み立てた横浜FMは、ボックス右外で渡辺皓太→ヤン・マテウスとつなげ、マテウスが左足でゴール前に縦パスを送ると、中から右へと流れてきた天野純がキープしながらマイナスに折り返す。すると、攻撃を組み立てた渡辺が再び中央で受け、相手を引きつけて左へ流し、そこに詰めたのが宮市亮だった。31歳のスピードスターは思い切り良く右足を一閃。突き上げるようなシュートをネットに突き刺した。

解説・佐藤悠介も大絶賛する完璧なフィニッシュワーク。「これぞF・マリノス。局面の目線を外しながらダイレクトが入って、下のつくり(組み立て)のところから渡辺皓太が2列目、3列目で関わっている。ヴェルディからすると捕まえづらい選手になっていたし、ボックスの中には4枚が入っていた。そこに反応した宮市の嗅覚も、蹴り込む力も。これぞF・マリノスですね」と手放しで賞賛する、華麗かつ豪快な一撃となった。

さらにはファンも「豪快!」「ほら入ったぞ!」「俺らの宮市!」「これこそマリノスよ」「気持ち入ってるなー」「宮市いいぞ!」「復活のFこい!」と横浜FMらしい得点に大興奮の様子だった。

海外を主戦場にしてきた宮市は、横浜FMでJリーグを戦い今季で4年目。左サイドを軸にチャンスを作り出してきた31歳は、6月15日のFC町田ゼルビア戦以来、4試合ぶりとなる今季2点目をマークした。なお、“マリノスvsヴェルディ”というJファン垂涎の伝統の一戦は、序盤に2点を先行した東京Vが逃げ切り1-2で終了した。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)

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