「オレなら“夕休”前に終わらそうとするね」井出隼平五段&冨田誠也五段、止まらぬゆるトークはさながら居酒屋の空気!?ファンは爆笑/将棋・ABEMAトーナメント2024

親しみやすい人柄が表れるトークで、ファンの爆笑をさらった。将棋界の早指し団体戦「ABEMAトーナメント2024」予選Dリーグ第2試合、チーム稲葉 対 エントリーチームの模様が6月29日に放送された。エントリーチームの控室では、井出隼平五段(33)と冨田誠也五段(28)が止まらぬゆるトークを展開。まるで居酒屋のような空気感に、視聴者からは「飲み屋かよwww」「控室の王イデオンw」などのコメントが寄せられた。

【映像】酔っぱらってる!?井出五段&冨田五段の止まらぬ“ゆるトーク”

激戦のエントリートーナメントを勝ち抜け、自力で大会出場権を獲得したメンバーで構成されるエントリーチーム。今期は大橋貴洸七段(31)、井出五段、冨田五段の3名がその座を勝ち取った。藤井聡太竜王・名人(王位、王座、棋王、王将、棋聖、21)を筆頭に、錚々たるリーダーたちが組んだ他11チームから“下剋上”を狙うべく、さぞやる気に満ち溢れた3人…かと思いきや、その控室は何ともまったりとした空気を醸し出している。

初戦では、優勝経験を持つ超強豪・チーム稲葉との対戦に。第1局はリーダーとなった大橋七段が先発し、メンバーの井出五段と冨田五段は控室からその戦いを見守っていた。相手はチーム稲葉の新鋭・上野裕寿四段(21)。強気に戦線を拡大していく大橋七段だったが、やや勢いが余ったか早くもほころびが生じることとなったが、控室の両名は何ともゆるいトークを展開させていた。

井出五段 「参った、しまった、すでに(笑)!オレなら“夕休”前に終わらそうとするね、ここで。これが(公式戦で)14時だったら『あ、今日は夕飯いらないな』って感じするもん。“参った”って感じ(笑)」
冨田五段 「これ結構キツイっすけどね、どうするんだろう…」
井出五段 「見た目がキツイんだよね、評価値よりもさ。こういうのオレ、やんなっちゃうもん。相手の囲い見ると。コンパクトにギュってなってんのが嫌なんだよ。だからトーチカも見ててイヤになる、シュッてなってんのがさ。美濃囲いってスカスカじゃん(笑)」

仲間内でお酒を楽しんでいるかのごとく本音トークを全開にする両者の様子に、ファンは爆笑。「めっちゃ楽しそう」「居酒屋です」「ノリノリイデオン」「爆笑控室」「夕飯前に帰るなw」「控室の王イデオンwwww」「飲み屋かよwww」「たのしげじゃねえかw」「飲んでるだろ」「ずっとみたい」などのコメントが殺到していた。

対局は、大橋七段が上野四段のカウンター攻撃を食らう形で完敗。「作戦を欲張りすぎた。気合が空回りしてしまった…」とチーム初白星はお預けとなった。

◆ABEMAトーナメント2024 第1、2回が個人戦、第3回から団体戦になり今回が7回目の開催。ドラフト会議にリーダー棋士11人が参加し、2人ずつを指名、3人1組のチームを作る。残り1チームは指名漏れした棋士が3つに分かれたトーナメントを実施し、勝ち抜いた3人が「エントリーチーム」として参加、全12チームで行われる。予選リーグは3チームずつ4リーグに分かれ、上位2チームが本戦トーナメントに進出する。試合は全て5本先取の9本勝負で行われ、対局は持ち時間5分、1手指すごとに5秒加算のフィッシャールールで行われる。優勝賞金は1000万円。
(ABEMA/将棋チャンネルより)

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