バレーボール男子日本代表、47年ぶり銀メダル以上確定 スロベニアにストレート勝利【ネーションズリーグ】

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7月1日午前3時に初優勝かけフランスと激突

バレーボール男子日本代表は30日、ポーランドのウッチで行われている「ネーションズリーグ2024」ファイナルラウンドの準決勝でスロベニアと対戦し、セットカウント3-0(25-21、27-25、31-29)でストレート勝ちを収め、初の決勝進出を果たした。30日(日本時間7月1日)に東京五輪金メダルのフランスと対戦する。

世界ランク2位の日本は第1セット、序盤から石川祐希の強打が決まり優位に進めると、セットポイントで西田有志がサービスエースを決め25-21で先取。第2セットは一進一退の攻防が続きジュースへともつれ込んだが、第1セット同様に西田がサービスエースを決めて27-25で連取した。

第3セットはさらに白熱の展開に。序盤は多彩な攻撃で主導権を握った日本だったが、中盤以降スロベニアの攻勢にあい、20-18から5連続失点で逆転を許す。それでも、小野寺太志のサービスエースなどで追い付きジュースに突入。西田のバックアタックでマッチポイントを握り、最後は相手のスパイクがアウトとなり、31-29で激闘を制した。

石川が両チーム最多の21得点をマーク。昨年の大会で3位に入った日本は、主要国際大会では1977年のワールドカップで2位になって以来、47年ぶりに銀メダル以上が確定した。

決勝は日本時間7月1日午前3時より、世界ランク5位のフランスと対戦する。男子日本代表の今後の日程は以下の通り。

【日程】
6月30日 20時00分(翌3時00分)決勝
※()内が日本時間



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