頼れる男たちが帰ってきた。巨人の大勢投手(25)、中川皓太投手(30)、畠世周投手(30)が30日に一軍に合流した。
救援陣に追い風だ。大勢は右肩の違和感、中川は左膝痛の影響でリハビリを続けていたが、ファームでの実戦登板を経て遂に一軍に復帰。イースタン・リーグで22試合に登板し防御率1・19と安定感が光る畠も併せて一軍へ合流する運びとなった。
ここまで助っ人のバルドナードが代役の守護神を務めてきたが、徐々に疲労も蓄積。「やっぱり悪い流れが来ているのは間違いない」と29日の広島戦(東京ドーム)では9回に決勝の勝ち越し打を許すなど、ほころびも見せていた。
奮闘を続けてきた助っ人左腕に報いるためにも、一軍再合流を果たした大勢らには巻き返しの活躍が期待される。