坂上忍が30日放送のフジテレビ「ワイドナショー」に出演。就職面接の質問側の制約や配慮の話題から転じて、東野幸治が「坂上さん、なんか世の中的に色んなことをハラスメントと、細かいハラスメントがあって、不機嫌ハラスメント…通称フキハラ」と水を向けると、険しい表情で「えっ、それ俺に言ってんの？」と反応した。
東野と田村淳が大喜びして「一般的にこういうのがありますよって（話題）」とイジると、「また吉本の連携プレー！よくないよ！」と抗議して笑わせた。
坂上は「最初のころは時代にそこそこ対応しなきゃいけないと思ってたけど、もうやめましたね」と語り、「面倒くさいし、多すぎる。くだらない」と指摘。東野が「うん、うん」とうなずいて乗せていくと、「俺みたいに普通にしてても不機嫌な顔って思われる人は、それハラスメントじゃないの？不機嫌じゃないのに」と語った。
「老害があるんだったら若害だってある。部下の方がやることをやってなかった、上司が結果みて『は～っ』ってやったらハラスメントなの？そしたら、やってないハラスメントがなきゃいけないんだよ。やるべきことをやってない」と語った。
何でも過剰にハラスメントに結びつけ「マチハラ」「ワクハラ」「新型パワハラ」「パタハラ」「エンハラ」「エアハラ」「オカハラ」などが存在すると読み上げられると、坂上は「エンジョイハラスメントってなに？」。番組資料に、「仕事が楽しいものだと思うことを強制すること」と書かれてあると説明され、微妙な笑いが起こった。
思惑どおり坂上に火が付き、東野が「僕が求めている坂上忍さんになって、うれしいです」と悪い顔で語って笑わせた。
