「挑戦まだ続く」 群馬クレインサンダーズ PG五十嵐圭が退団 B1昇格初年度から3季在籍

退団が発表された五十嵐圭

 バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の群馬クレインサンダーズは30日、PG五十嵐圭(44)が契約満了のため、クラブを退団すると発表した。

 五十嵐は新潟などを経て、2021~22年シーズンにサンダーズに加入。今季はリーグ戦24試合に出場、18得点(1試合平均0.8得点)、3リバウンド(同0.1リバウンド)、5アシスト(同0.2アシスト)を記録した。

 クラブを通じて発表した五十嵐の主なコメントは以下の通り。

 在籍3年間、ご支援、ご声援をいただいたパートナーの皆様、関係者の皆様、ファンのみなさま、ありがとうございました。3年前、新たな挑戦をしに強い覚悟をもって群馬の地に来ました。しかし、自分自身が思い描いていた結果を残すことはできませんでした。
 ホームアリーナ、オープンハウスアリーナ太田でコート上から見る景色、アリーナ内に響き渡る大歓声は想像以上のものがあり、群馬県や太田市にバスケットボールが根付いてきたことを感じることができました。そして、当時からベテランと言われていた自分をクラブへ誘ってくれた吉田GMには感謝しています。
 心残りなのは、吉田GMと共に優勝をするという入団時にした約束を果たせなかったことです。私はこのクラブを離れますが、今後必ず優勝をしてくれると信じています。そのためにはクラブに関わっている全てのみなさまの力が必要です。
 群馬での3年間は今までにないたくさんの経験をし、人間としてもバスケットボールプレーヤーとしても成長させてもらいました。バスケットボールプレーヤー五十嵐圭の挑戦はまだ続きます。またみなさまに会える日を楽しみにしています。3年間、本当にありがとうございました。

© 株式会社上毛新聞社