新潟弥彦村の爆発事故、死者は新潟市南区の35歳会社員男性と判明 7月1日に現場検証、業務上過失致死傷容疑も視野

弥彦総合文化会館の爆発事故から一夜明け、現場を警戒する警官=6月30日午前9時ごろ、弥彦村弥彦

 6月29日に新潟県弥彦村の弥彦総合文化会館で起きた爆発事故で、西蒲署は30日、亡くなったのは新潟市南区の会社員男性(35)と発表した。西蒲署などは7月1日、現場検証を行い、業務上過失致死傷の容疑も視野に事故原因や当時の状況などを詳しく調べる方針。

* [新潟弥彦村の文化会館で爆発事故](https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/431383)

 弥彦村も1日、本間芳之村長が会見を開き、工事の詳細について説明する。

 西蒲署によると、20代の男性1人がやけどで重傷を負い、新潟市内の病院で治療を受けている。また燕・弥彦総合事務組合消防本部によると、20代と40代の2人が軽傷を負った。

 弥彦総合文化会館では老朽化に伴う改修工事を行っており、事故当日は男性6人が作業していた。弥彦村によると、地下1階で配管工事をしており、ガスの引火による爆発とみられる。

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