ラッセル・ウェストブルックがオプション行使でクリッパーズ残留

6月30日(現地時間29日)。ロサンゼルス・クリッパーズのラッセル・ウェストブルックが、2024-25シーズンの契約(プレーヤーオプション/PO)を行使し、チーム残留になったと『ESPN』のエイドリアン・ウォジナロウスキー記者が報じた。

クリッパーズ在籍2年目となった2023-24シーズン。ウェストブルックは先発ポイントガードとして開幕を迎えるも、トレードでジェームズ・ハーデンが加入したことで途中からシックスマンへ転向。

今年3月上旬に左手骨折のため戦線離脱して約3週間欠場したものの、35歳のベテランガードは68試合の出場で平均22.5分11.1得点5.0リバウンド4.5アシスト1.1スティールを残し、ウェスタン・カンファレンス4位の51勝31敗を残したチームの主力の一角として貢献した。

ウェスト第4シードで迎えた「NBAプレーオフ2024」のファーストラウンド。クリッパーズは第5シードのダラス・マーベリックスに2勝4敗で敗れてポストシーズン終了となり、ウェストブルックはシリーズ平均19.0分6.3得点4.2リバウンド1.7アシスト1.2スティールにフィールドゴール成功率26.0パーセントと不発に終わった。

それでも、ウェストブルックがコートに立つことで、クリッパーズへエナジーを持ち込み、ペースを変えることができる選手なのは明白。なお、今夏チームはPJ・タッカーもPO行使で残留を決めたものの、ポール・ジョージがPO破棄で制限なしFA、ハーデンも制限なしFAになっており、彼らの動向が注目されている。

【動画】2023-24シーズンにウェストブルックが見せたハイライトプレー集!

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