Visaは2019年12月に、大阪府、公益財団法人大阪観光局と「観光振興・キャッシュレス決済の推進に関する連携協定」を締結しており、その一環としてVisaのタッチ決済キャンペーンが実施されています。
第1弾としては23年6月14日まで大阪府内のスーパー「サンディ」「万代」でVisaのタッチ決済を利用すると30%(上限500円)キャッシュバックとなるキャンペーンを実施していました。
第2弾として今年8月16日まで、大阪府内の指定ファストフード店でVisaのタッチ決済を利用すると最大50%のキャッシュバックとなります。
タッチ決済って何?
タッチ決済とは、Wi-Fiのようなマークがあるカードをレジでかざすと支払う事ができるサービスです。以前は利用できるお店が少なかったり、対象カードが少なかったりしていましたが、加盟店も増え、対象カードも大幅に増えています。
カードを差し込んで暗証番号を入力して支払う事が多いですが、タッチ決済はカードをかざすだけで支払う事ができ、基本的に暗証番号なども不要です。ただし、1万円や1.5万円などを超えた場合はサインや暗証番号を入力して支払う必要があります。
Apple PayやGoogle Payなどに登録すると、スマホをかざすだけで支払いもできます。
30%キャッシュバックキャンペーン
このVisaのタッチ決済を大阪府内の「かつや」「からやま」「すき家」「なか卯」「マクドナルド」「モスバーガー(フルセルフレジ除く)」で期間中に利用すると15%キャッシュバックとなります。キャッシュバック上限は1500円まで。
さらに、専用ページで登録したVisaカードを、対象店舗でタッチ決済すると、+15%上乗せ(上限1500円)となり、合計30%キャッシュバックとなります。
登録はメールアドレスとクレジットカード番号が必要です。
さらに15~20%増やすには?
三井住友カード、三菱UFJニコス、三菱UFJ銀行のカードの場合は、+15~20%キャッシュバックとなります。
三菱UFJニコスの三菱UFJカード、MUFGカード、DCカード、NICOSカードのVisaブランドでタッチ決済を利用すると+15%、三菱UFJ銀行の三菱UFJ-VISAデビットでタッチ決済すると+15%のキャッシュバックです。上限は500円まで。
三井住友カードのVisaブランドでタッチ決済を利用すると+20%キャッシュバックトなり、上限は500円までです。
最大30%のキャッシュバックと合わせると45%~50%のキャッシュバックトなり、大阪府在住者だけでなく、夏休み中に大阪旅行などを考えている場合もおトクでしょう。
大阪では2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)があり、第2弾終了後もVisaのタッチ決済によるキャンペーンは続きそうです。
なお、大阪でのキャンペーンはVisaだけですが、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubのカードでもタッチ決済に対応しているカードであれば、カードをかざすだけで支払えることは同じです。
電車でのタッチ決済も増えてきています。世界でも利用できるタッチ決済の支払い方は覚えておきましょう。
菊地崇仁
ポイント交換案内サイト「ポイント探検倶楽部」を運営する株式会社ポイ探の代表取締役。さまざまなポイントやカード情報に精通し、テレビや雑誌等で活躍中。著書に『新かんたんポイント&カード生活』(自由国民社)等がある。