引退から4年…川崎F、12月14日に中村憲剛氏の引退試合開催を発表

川崎フロンターレは30日、2020シーズンをもって現役を引退した中村憲剛氏(川崎フロンターレFRO)の引退試合を開催することを発表した。

発表によると、開催日は2024年12月14日(土)に決定。キックオフ時間は未定となっているものの、『Uvanceとどろきスタジアム by Fujitsu』で開催されることになった。

現在43歳の中村氏は中央大学から2003年に川崎Fに入団した。川崎F一筋でプレーし、J1通算では471試合出場74得点を記録。2004年にJ2リーグで優勝を飾ると、2017年と2018年、2020年にはJ1リーグ優勝も果たしたほか、2019年にはJリーグYBCルヴァンカップ、2020年には天皇杯 JFA 全日本サッカー選手権大会などのタイトルも獲得した。

個人としては15度のJリーグ優秀選手賞、8度のJリーグベストイレブン、さらに2016年にはJリーグ最優秀選手賞も受賞した。また、日本代表としても通算68試合に出場し、2010年には南アフリカで開催されたワールドカップのメンバーにも選出されていた。

2020シーズン限りで現役を引退すると、川崎Fの新たな役職「FRO(エフアールオー)」に就任したほか、日本サッカー協会(JFA)ではロールモデルコーチを務め、現在はS級ライセンス取得にも挑戦している。

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