【早出し】子どもの健やかな成長後押し 「子育て応援団すこやか2024」開幕

さまざまな遊具もあり、大勢の来場者でにぎわった「子育て応援団すこやか2024」=山形市・山形国際交流プラザ

 山形新聞、山形放送の8大事業の一つ「子育て応援団 すこやか2024」が29日、山形市の山形国際交流プラザで始まった。子どもたちが体を動かして遊べるアトラクション、子育て支援に関する情報提供コーナーなどがそろい、子どもの健やかな成長を後押しする機会を提供している。

 新型コロナウイルス禍を経て同所で開催するのは5年ぶり。羽陽学園短期大(天童市)の学生たちが海をイメージして作った遊具では、滑り台やボールプールが人気を集めた。シェフになりきっての料理体験、山形新聞による記念日の新聞プレゼントなど、多彩な企画が用意されにぎわった。

 健康や歯などに関する相談コーナーもあり、朝日町から3人の子どもと訪れた阿部仁美さん(35)は「今回のように、子育て中に頼ることができるイベントはいいこと」と笑顔で話した。

 開会式では山形新聞社の寒河江浩二会長・主筆(山形新聞グループ経営会議議長)と佐藤秀之社長、板垣正義山形放送社長をはじめ、吉村美栄子知事、間中英夫県医師会長、高倉正則山形市副市長、新関茂天童市副市長がテープカットした。

 30日までで、開催時間は午前10時~午後4時。入場無料。

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