「ワンダーランド」タン・ウェイ、後続作としてコン・ユとのロマンスを披露する可能性も?“彼は本当に面白い人”

写真=Ace Maker Movie Works

女優タン・ウェイではなく、“ママ”タン・ウェイはどんな人なのだろうか。彼女は「ママっぽくないママ」と言いながら、「私の娘には“AIママ”は必要ないでしょう」と話した。

映画「ワンダーランド」(監督:キム・テヨン)に出演したタン・ウェイは最近、ソウル鍾路(チョンノ)区某所で行われたインタビューを通じて、作品について語った。

「ワンダーランド」は、死者を人工知能で復元するビデオ通話サービス“ワンダーランド”を通じて愛する人と再会する物語を描いた作品だ。

タン・ウェイは、娘に自身の死を隠すためにサービスを依頼したバイリ役を演じた。依頼人のための設計をする“ワンダーランド”サービスのプランナーであるヘリ(チョン・ユミ)と新米プランナーヒョンス(チェ・ウシク)が彼女を復元する。

キム・テヨン監督とタン・ウェイは夫婦だ。2人は映画「レイトオータム」を通じて縁を結び、2014年にスウェーデンで結婚式を挙げた。2016年には第1子となる女の子が誕生した。

劇中のキャラクターのように、実際に娘を育てているタン・ウェイは、この日のインタビューで「女優ではない、“ママ”タン・ウェイはどんなタイプか」という質問に、「ママっぽくないママ」と話し始めた。

続いて「子供と遊ぶことが好きです。最大限一緒に、たくさん遊んであげようとしています。娘も私に挑んできます。お互いをからかう感じです」としながらも、「でもある一人にだけは、二人が一緒に攻撃します」とキム・テヨン監督に言及しながら微笑んだ。

「娘がこの映画を観たらどのような反応を見せると思うか」という質問には、「北京の学校に通っているので試写会には来れませんでしたが、時々パパが家で編集をしていると、後ろからちらっと見ていました」と答えたタン・ウェイは、「映画を観てもいいと思いますし、観なくてもいいと思います。観たくないかもしれないですし。娘は自分の意見がはっきりとあって、“独立した個体”です」と話した。

そのような方向で育児をしてきたのかという質問に、彼女はそうだと言いながら「私は独立的な人間です。娘が独立した人間であるこそ、私もそういられるんです」と言いながらも「ただ、パパはそのようなタイプではありません」とキム・テヨン監督にもう一度言及し、笑った。

自分がバイリのような状況になったらワンダーランドのサービスを申請するかという質問には、「必要ないと思います。子供も独立した考えを持っていますし、私の教育方式も、自ら『私はこれをしなければならない』と判断する時まで待ってあげるタイプです。だから私の娘には“AIママ”は必要ないと思います」と伝えた。

キム・テヨン監督は、2016年から「ワンダーランド」のシナリオを構想してきたと明かした。「最初の段階から『ワンダーランド』の話を共有し、たくさん対話してきました」と話したタン・ウェイは、「私も科学技術に対して興味があります」と伝えた。

“監督キム・テヨン”との作業はどうだったかという質問には、「監督の知識は広くて深いです。すべての部分において、知っていることが多いんです。ある事に手をつける前に勉強して、知識をたくさん習得した後に仕事を始める方です」とし「好奇心もとても強い人です。初めて会った時、私を見つめる表情には好奇心がいっぱいでした。その中に6歳の子供と60歳をこえた老人の二つの雰囲気が共存するのを感じました」と振り返った。

キム・テヨン監督はタン・ウェイに対して、「集中するために一生懸命に努力する女優で、尊敬している」と話した。これに対してタン・ウェイは「ありがたいです」と言いながらも、「私は一生懸命に努力する人ではありません。生活を楽しもうとしていますし、遊ぶのが好きな人間です」とし「与えられた役に没入しようとするのは、その作業を楽しんでいるからです。楽しめないことは絶対受け入れられません。監督が見た私の努力は、実は私が最も楽しく仕事をしている時なんです」と説明した。

劇中、カップルのジョンイン、テジュ役を務めたスジとパク・ボゴムにも言及した。映画のPR過程で実際のカップルさながらのケミストリー(相手との相性)をアピールし、話題を集めた。二人は最近KBS 2TV「THE SEASONS-ジコのアーティスト」に出演し、デュエット曲を披露した。

タン・ウェイは「パク・ボゴムさん、スジさんが歌う番組を見ましたが、目の保養になりました。目に薬を入れるような感じでした。顔にマスクパックをするように、目にパックをする感じがしました」と話して笑いを誘った。続いて「中国でもお二人の話が毎日SNSにあがっています。『とてもお似合いだ』『あの二人、実際のカップルになってほしい』という意見が出ています」とし「私も二人の姿が頭の中に浮かんでいます。映画で二人が向き合うシーンを見て“うわ”と声が出ました」と話した。

タン・ウェイとコン・ユのケミストリーも“目の保養”だった。キム・テヨン監督は「ワンダーランド」で表現しきれなかったタン・ウェイとコン・ユのロマンスを新しい作品として演出してみたいという希望を明かしたりもした。

「後続作が作られたら出演するか」という質問にタン・ウェイは、喜んで「やります」と答え、「コン・ユさんとはとても親しくなりました。彼は本当に面白いです。『ワンダーランド』の試写会の打ち上げで、コン・ユさんが外にいるという話を聞いた瞬間、すぐに行って彼と話をしました。コン・ユさんとの対話は面白いです。いつも彼に会いたいと思っています。性格がとても素敵な方です」と愛情を伝えた。

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