エンゼルスサヨナラ勝ちで6連勝 救援陣が逆転呼ぶ無失点リレー

【タイガース5-6xエンゼルス】延長10回タイブレーク@エンゼル・スタジアム

日本時間6月30日、5連勝中のエンゼルスは本拠地エンゼル・スタジアムでのタイガース4連戦の3戦目を迎え、7回裏に2点、8回裏に1点を奪って同点に追いつくと、10回裏にケビン・ピラーのタイムリーでサヨナラ勝ち。2年ぶりの6連勝となり、あすの最終戦を残して4連戦の勝ち越しを決めた。4人のリリーバーが無失点リレーで逆転勝ちを呼び込み、5番手のベン・ジョイスが今季初勝利(0敗)をマーク。タイガース5番手のジェイソン・フォーリーはサヨナラ打を浴び、2敗目(2勝)を喫した。

初回に1点を先制されたエンゼルスは、3回裏に2点を奪って逆転したが、先発のグリフィン・キャニングが踏ん張れず、4回表にジェイク・ロジャースの犠飛などで2失点。6回表にはロジャースに6号2ランを浴び、2対5とリードを広げられた。しかし、7回裏一死1・3塁からテイラー・ウォードが2点タイムリー二塁打を放って1点差に詰め寄ると、8回裏先頭のローガン・オホッピーが12号ソロを放ち、5対5の同点に。最後は10回裏一死3塁からピラーがレフトへのタイムリーを放ち、試合を決めた。

勝利の立役者となったのはキャニング降板後に合計4イニングを無失点に抑えた救援陣だが、バックも守備で盛り立てた。9回表二死1塁の場面では、二塁への盗塁を試みたライリー・グリーンを捕手オホッピーが倒れ込みながらの素早い送球で刺し、送球を受けた二塁ルイス・ギヨーメの華麗なタッチも見事だった。10回表二死3塁の場面では、コルト・キースが放ったショートへの難しいゴロを遊撃ザック・ネトが落ち着いて処理。好プレーが出るたびに、エンゼルスナインには笑顔があふれ、チームの雰囲気のよさが前面に押し出されていた。

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