地域と映画 つながり考える 7月7日岡山、3作上映やトーク

シネマジャンク3をPRするチラシ

 地域と映画のつながりを考えるイベント「シネマジャンク3」が7月7日、岡山市北区天神町の岡山県天神山文化プラザで開かれる。県内を舞台にした映像作品3作の上映やトークイベントを繰り広げる。

 第1部は新庄村を長期取材したドキュメンタリー映画「村ぞ、生けり。」(62分)、赤磐市をPRする短編ドラマ「知ってほしい赤磐」(13分)を上映。制作に携わった両市村職員らが映像作品を通して伝えたい地域の思いや住民の関わり方などについて意見を交わす。

 第2部は県内を舞台に、地元の映画関係者が集まって制作した映画「ミネルヴァの梟(ふくろう)」(110分)を出演者やスタッフによる「楽屋トーク」のリアルタイム配信とともに楽しむ。途中、約30分のトークイベントもあり、出演者らが登壇する。

 映像を通じた地域貢献や地元作家の技術向上を図るNPO法人・映像作家支援機構(岡山市)が主催。代表理事で映画監督の大西貴也さんは「映画と結び付けることで地域の発信や活性化が期待できる。映画や観光、映像制作に興味がある幅広い人に来てほしい」としている。

 第1部は午前11時から、第2部は午後2時から。入場料千円(各部のみの参加も可)。申し込み、問い合わせは法人事務局のメール(ssv.eizou@gmail.com)。

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