【バレーボール】VNL決勝進出の日本男子に中国メディアも最敬礼「芸術を見ているようなもの」

決勝に進出した日本代表(Volleyball-World提供)

バレーボールのネーションズリーグ(VNL)男子ファイナルラウンド(ポーランド・ウッジ)で初の決勝進出を決めた世界ランキング2位の日本に対し、中国メディアも大絶賛だ。

29日(日本時間30日)に行われた同3位のスロベニアとの準決勝は、つなぎのバレーで3―0とストレート勝ち。前回大会の銅メダルに続く表彰台が確定し、1977年W杯以来、47年ぶりの銀メダル以上が決まった。

中国メディア「網易」は「日本の男子バレーボールチームはVNL決勝進出という歴史をつくった」との見出しで記事を掲載。その上で「日本のディフェンスは学ぶ価値がある。8年前のリオデジャネイロ五輪では一流チームとのレベルの差は歴然としていたが、今では優勝争いをできるチームとなっている。日本の男子バレーボールの試合は芸術を見ているようなものだ。各技術を繊細な行うためのフットワークも非常に立派だ」と高評価を下した。

30日(日本時間7月1日)に予定される決勝は東京五輪金メダルのフランスと対戦する。同メディアは「日本の男子バレーボールチームが決勝進出するのは初めてだが、歴史的な瞬間はまだ始まったばかりだ」と勝利を期待。運命の一戦は日本国外からも注目を集めている。

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