食品メーカー元執行役員を“横領”で逮捕 売上金など1500万円を自分の口座へ 福岡市

食品メーカーの売り上げ金など合わせて1500万円を横領した疑いで、この会社の元執行役員の男が逮捕されました。

業務上横領の疑いで逮捕されたのは、福岡市博多区に本社を置く食品メーカーの元執行役員・仲二見奨容疑者(41)です。

警察によりますと仲二見容疑者は去年1月、当時、執行役員を務めていたこの会社の預金口座からインターネットバンキングを2回使って、合わせて1500万円を自分の口座に振り込み、横領した疑いです。

去年2月、会社の経営状態が急激に悪化したことに疑問を持った社員が入出金の履歴を調べたところ、経理を担当していた仲二見容疑者の関与が浮上、警察に相談して逮捕に至りました。

調べに対し仲二見容疑者は、「代表を務めるほかの会社の資金繰りに充てるため横領した」と、容疑を認めているということです。

警察は、余罪も含めて詳しく調べています。

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