B2降格の富山グラウジーズがトーマス・ケネディとユージーン・フェルプスを獲得

富山グラウジーズは6月30日、トーマス・ケネディ、ユージーン・フェルプスとのBリーグ2024-25シーズンの選手契約が基本合意に達したことを発表した。メディカルチェックなどを終え次第、選手契約を締結するという。

アメリカ出身で日本国籍を持つ現在37歳のケネディは、201センチ100キロのスモールフォワード兼パワーフォワード。2011-12シーズンに来日し、広島ドラゴンフライズに在籍していた2020年11月に日本国籍を取得すると、3x3日本代表としても活躍。2022-23シーズンから国内8クラブ目となる茨城に加入すると、移籍2年目となった2023-24シーズンは、3x3日本代表としても活動しながらリーグ戦55試合に出場し、1試合平均11.8得点3.7リバウンド1.0アシストを記録した。

アメリカ出身で現在34歳のフェルプスは、198センチ113キロのパワーフォワード。メキシコやフィリピンなどでプレーしたのち2019年に来日し、琉球ゴールデンキングスへ入団した。2020年に活躍の場を愛媛オレンジバイキングスに移すと、2023-24シーズンは55試合(先発54試合)の出場で、同22.6得点12.9リバウンド2.4アシスト1.1ブロックを記録し、B2の得点王とリバウンド王を同時受賞した。

今回の発表に際し、ケネディとフェルプスはクラブを通じて以下のようにコメントしている。

▼トーマス・ケネディ
「富山に来て、チームの一員になれることをとてもワクワクしています。来たるシーズン、新しいチームメートやコーチたちに会い、一緒に仕事ができることを楽しみにしています。富山に行って、スタートを切るのを待ちきれません」

▼ユージーン・フェルプス
「富山グラウジーズの皆さんを喜ばせることができることをとてもうれしく思っています。この街と人々については良いことしか聞いたことがありません。これまでとは違うファンの皆さんの前でプレーし、バスケットボールコートで自分に何ができるかをみせることが楽しみです。もうすぐみんなに会えるのが待ちきれません!」

© 株式会社シーソーゲーム