東京都知事選挙の投開票日まであと1週間です。各候補が都民の生活を守る「首都防災」への対策を打ち出しています。
「水害にも強い、地震にも強い、そういう足立区、東京にしてまいりたい。これはまさに都民の命を守る観点で極めて重要なこと、だから私は首都防衛と申し上げている」（東京都知事・小池百合子候補）
小池百合子さんは、新たな調節池の整備や無電柱化の推進など、これまでの実績をアピールしています。
「（首都直下地震で）壊滅的な打撃になってしまう。なぜか。この東京都が過密だからです。どれだけ対処しようと物理的に限界が生じている」（前安芸高田市長・石丸伸二候補）
石丸伸二さんは、人口過密の緩和によって被害が甚大になることを防ぐとしています。
「災害対処、応急救護の体制を強化したいと思います。日本も早く準備しないと東京がいつ地震が来るかわかりません」（元航空幕僚長・田母神俊雄候補）
田母神俊雄さんは、食料の備蓄や消防団の育成を訴えています。
「（ハードは小池さんが続けてきている。じゃあそれは引き継ぐけれども）足りないソフト面を足していきましょうよ。東京は未だにまだに1台もトイレトレーラーを買っていないんです。東京の財力をもってしたら10台20台買えるでしょ」（前参議院議員・蓮舫候補）
蓮舫さんは防災のDX化なども公約に入れ込んでいます。
来月7日投開票の東京都知事選挙には、このほか52人が立候補しています。（ANNニュース）
