自民和歌山県連大会、石田新会長を承認、和歌山二区で伸康氏を支部長予定者に選任

自民党和歌山県連は、きょう(30日)、和歌山市内で大会を開き、新しい会長に、衆議院和歌山二区選出の石田真敏(いしだ・まさとし)議員、幹事長に、県議会・御坊市選挙区選出の中村裕一(なかむら・ゆういち)議員を選任しました。

新しい県連会長に就任し挨拶する石田真敏氏

また、次の衆議院選挙で、立候補を表明している二階俊博(にかい・としひろ)自民党元幹事長の三男、二階伸康(にかい・のぶやす)氏を、和歌山二区の支部長予定者とすることを決めました。これを受け、自民党和歌山県連は、党本部に、支部長として、承認することを申請します。

新しい県連会長に就任した石田氏は、「厳しい中での船出だ。一致団結して、難局を乗り越えて行こう」と挨拶し、集まった関係者に、協力と支援を要請しました。

大会では、これまで会長を務めた二階俊博氏が、長年の支援に感謝の意を述べるとともに、今後も、側面から支援していくと、関係者を激励しました。

大会には、500人の党員ら関係者が出席し、「原点回帰『政治は国民のもの』政治を刷新し改革の道を歩む」という活動方針のもと、今後の取り組みが承認されました。

石田県連会長は、大会後、記者の質問に、空白になっている衆議院和歌山一区の候補者について、早急に選定を行う考えを示しました。

大会に出席した二階前会長は、自らの三男が次の総選挙に臨むことについて、記者の質問に答え、「皆さんがお決めになったことなので、家族が云々することではない。本人(伸康氏)も、これからしっかり頑張って、支援者の期待に応えてほしい」と述べました。そして、県連の今後については、「伝統もあり、それぞれの分野で、活躍できると思う」と述べました。

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