清新中 彩りのある学校に 生徒と地域住民で花植え 相模原市中央区

協力してプランターに花を植える生徒たち

清新中学校で6月20日、同校環境美化委員会と生徒会、横山地区青少年健全育成協議会による花植え活動が行われた。同協議会が取り組む「地域・こどもふれあい事業」の一環で、毎年地域住民と生徒が協力して行っているもの。

この日は同委員会の生徒45人と同協議会のメンバー10人、教諭やPTAなど総勢60人以上が参加。生徒たちは声をかけ合いながら楽しそうに作業を進め、相模原市まち・みどり公社などから寄付された苗約400株を次々に植えていった。終了後にはマリーゴールドやジニア、日々草、ペチュニアなどの花々で学校が華やかに彩られた。

生徒会長の浦元祐春さんは「地域の方の協力に感謝している。これからも交流を深められたら。今後もっと花を増やし、より彩りのある学校にしたい」と話した。

今年は昇降口にも

これまで、花が飾られる場所は正門周辺に限られていた。生徒会長の浦元さんによると、生徒の中から「生徒が利用する昇降口にも花を置きたい」と意見があったという。そこで今回はプランターの一部が昇降口にも配置された。

石井紀子校長は「花でいっぱいの玄関を見ると生徒も教員も気持ちが明るくなるし、通りかかる人にも好評。生徒もこの時間を楽しみにしているので、地域の方に感謝したい」と話した。同協議会の北川春恵会長は「今年も生徒さんが率先して動いてくれた。これからも持続可能な住み続けられるまちづくりを学校と連携して続けていきたい」と振り返った。

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