一度は楽しみたい川床スポットとは

近畿地方も梅雨に入り、蒸し暑さを感じる日が増えてきました。京都では暑さを和らげるため、古くから夏になると「川床」というものが設けられます。

川床とは、川の近くや上に座敷を設け、川のせせらぎを聞きながら食事ができる場所のことです。京都では、主に鴨川と貴船で川床を設置している飲食店を見かけます。

そこで本記事では、2024年の夏に川床を楽しめるカフェと宿泊プランを4つ紹介します。2024年6月から9月にかけて京都旅行を計画している方は、ぜひ参考にしてみてください。

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【京都の川床スポット】鮒鶴京都鴨川リゾート(京都市下京区)

京都市下京区にある鮒鶴京都鴨川リゾートでは、2024年9月30日（月）までの期間限定で川床カフェを設けています。川床は鴨川から東山までを一望できる特等席です。

カフェメニューの目玉は、京都の和菓子屋さん「鼓月」が用意した「白桃」。夏に旬を迎える白桃でできた餡を、しっとりとした焼皮で包んだ一品です。

ももの果実を思わせる見た目がかわいらしく、食べる前に写真を撮りたくなりますよ。こちらは予約なしで利用することができるので、ぜひ足を運んでみてください。

【京都の川床スポット】THE THOUSAND KYOTO(京都市下京区)

THE THOUSAND KYOTOは、京都駅のすぐ近くにあるホテルです。2024年5月7日（火）〜9月24日（火）の間は、川床で夕食をいただける宿泊プランの予約を受け付けています。

夕食をいただける川床の所在地は、京料理の名店3店舗から選択できるのが嬉しいポイント。川床の定番である貴船エリアと鴨川エリアに加え、青もみじの名所である高雄エリアから好きなところを選べます。

川床から見える景色やいただける料理はそれぞれ違うので、じっくり吟味して利用するプランを選びましょう。川床の場所によって宿泊期間と除外日が異なるので、予約前に要チェックです。

【京都の川床スポット】リーガロイヤルホテル京都(京都市下京区)

リーガロイヤルホテル京都は、JR京都駅の中央改札口から歩いて約7分のところにあるホテルです。2024年5月2日（木）から、川床での夕食がセットになった宿泊プランの予約の受け付けを開始しています。

夕食を食べる川床は、高雄エリアにある「もみぢ家」と、鴨川エリアにある「梅むら」の2種類から選択できます。しゃぶしゃぶや京料理など、それぞれのお店が腕によりをかけて作った豪華な料理がいただけますよ。

「梅むら」では、毎週金土日や祝日などの一部の日程で舞妓さんの同席日が設けられています。舞妓さんの京舞を鑑賞できるので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。

【京都の川床スポット】ROKU KYOTO(京都市北区)

ROKU KYOTOは、金閣寺から少し離れたところにあるホテルです。2024年5月7日（火）〜9月30日（月）の間は、川床での京会席ランチがいただける宿泊プランを利用できます。

川床はホテル内に設けられており、飲食店へ移動する時間を省けるのが嬉しいポイント。鮎の汐焼きや鱧のしゃぶしゃぶなど、季節の食材をふんだんに使った料理を提供しています。

食後は広い部屋でゆっくり過ごしたり、天然温泉を使用した屋外プールで遊んだりと、自分好みの過ごし方でホテルステイを楽しむことが可能です。

夏の京都旅行は川床スポットで暑さを和らげよう！

夏の京都では、祇園祭や五山の送り火などさまざまな行事が執り行われます。

一大行事のタイミングに合わせて京都を訪れて、川床での食事付きプランで宿泊したり、川床を用意している飲食店に足を運んだりしてみるのも良いでしょう。

ホテルによっては、川床での食事付き宿泊プランを利用できない日を設けているところがあるため、予約の際は要注意。川床での食事で夏の暑さを和らげながら、思い出に残る京都旅行をしてみてくださいね。

参考資料