レスリング女子53キロ級でパリ五輪代表の藤波朱理(20=日体大)は30日、都内の世田谷キャンパスで行われた日体大パリ五輪壮行会に出席し、金メダルへの決意を新たにした。
壮行会には柔道男子66キロ級の阿部一二三(26=パーク24)や同女子52キロ級で妹の詩(23=パーク24)らも出席。詩とともに代表あいさつをした藤波は「私は4歳からレスリングをしていて、小学3年生の時に見た五輪は今でも鮮明に覚えています。かっこいいな、金メダルが欲しいなと心から思った」と夢舞台への思いを語った。
また同大学の先輩で親交のある詩については「ずっと憧れの選手。日体大に入って仲良くしてもらうようになって、今も変わらず尊敬できる。いつでもキラキラしている」と敬意を口にした。
現在133連勝中のレスリング女王は「パリ五輪では先輩方とともに日体大の誇りを持ち、必ず金メダルを持って帰ってきたいと思います」と五輪制覇を誓った。