食品衛生管理「五つ星」 多摩区登戸の日本料理柏屋が認定 川崎市多摩区・川崎市麻生区

小柴会長(左)から授与された「五つ星プレート」を掲げる小出社長=14日

多摩区登戸の「日本料理柏屋」(小出善茂社長)が6月14日、高い衛生意識を持って経営する食品業者「五つ星店」として認定された。

消費者が安心して食事や買い物をする目安にしてもらおうと、日本食品衛生協会が全国的に実施している「食の安心・安全・五つ星事業」で、川崎市内の認定は初めて。今回、川崎市食品衛生協会(小柴英一会長)が市内3社6店を認定した。

五つ星店は食品衛生管理の国際基準HACCP(ハサップ)の実践、従業員の健康管理、食品衛生講習会の受講など5項目の徹底が必要。1年ごとの更新制で食品衛生指導員が毎年店舗を訪れ、取り組みを確認する。

今回認定されたのは柏屋のほか、川崎日航ホテル(川崎区)の宴会場、レストランナトゥーラ、バー夜間飛行、ペストリーショップと、コメダコーヒー川崎武蔵中原店(中原区)。14日、同ホテルで「五つ星プレート」の授与式が行われ、各代表者に小柴会長からプレートが手渡された。

多摩区食品衛生協会の会長も務める小出社長は「衛生管理は食品を作る第一歩。皆さんも十分に気をつけていただきたい。この五つ星の認定を価値あるものにするため普及に向けアピールしていきたい」と述べた。

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