博多祇園山笠が1日から始まるのを前に、博多の総鎮守・櫛田神社で30日、飾り山笠に神様を宿らせる「御神入れ」の神事が行われました。
30日午後4時、櫛田神社の本殿には博多祇園山笠振興会や各流の役員らが集まり、身に付いた穢れを人形に託して身を清める「大祓式」に臨みました。
そして、境内の飾り山笠に神様を招き入れる「御神入れ」の神事が行われ、飾り山笠は御神体とみなされました。
今年の櫛田神社の飾り山笠、表の標題は鏑矢一箭抜日輪です。
源平合戦・屋島の戦いで、弓の名手・那須与一が船の上に掲げられた日の丸の扇子を打ち抜く場面を表現しています。
博多祇園山笠は1日開幕し、福岡市内13カ所の飾り山笠が公開されます。