「実りはまずまずだが 風と虫に注意が必要」五穀豊穣を願う恒例の新潟三大縁日『蒲原まつり』

新潟市中央区の“夏の風物詩”・『蒲原まつり』が今年も始まりました。初日となる6月30日は、あいにくの雨にもかかわらず大勢の人たちが祭りを楽しんでいました。

村上大祭・柏崎えんま市と並ぶ新潟三大縁日の一つとされ、露店の数が日本一多いとも言われる『蒲原まつり』では、新潟名物の焼き菓子「ぽっぽ焼き」や「焼きそば」など、450あまりの露店が約1kmにわたって並びます。
新潟市中央区では30日午後から雨が降りましたが、訪れた人たちは、傘をさしながら祭りの雰囲気を楽しんでいました。

「毎年雨なので、今年もこれは、風情があって良かったところでした」
「10円パン、めっちゃおいしいです。チーズがたっぷりですごく伸びて…」

『蒲原まつり』では毎年、五穀豊穣を願う御神籤(おたくせん)が7月1日に行われますが、今年の作物については「実りはまずまずだが、風と虫に注意が必要」というお告げだったということです。

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