「新たなライバルが出現!」日本男子バレーの“止まらぬ快進撃”に世界1位のポーランド紙が感服!「なんという成功でしょう」【ネーションズリーグ】

現地時間6月29日、バレーボールネーションズリーグ(VNL)の男子ファイナルラウンド準決勝がポーランドのウッチで行なわれた。世界ランク2位の日本は、同3位のスロベニアを3-0(25-21、27-25、31-29)のストレートで下し、決勝進出を決めた。

主要国際大会での決勝進出は、金メダルを獲得した1972年ミュンヘン五輪以来、実に52年ぶり。VNLとしては、初のファイナル進出となった。この日本の止まらぬ快進撃に、世界ランク1位のポーランドからも賛辞が贈られている。

ポーランドのスポーツ紙『Przegląd Sportowy』は「日本は52年間待ち続けた。なんという成功でしょう! ポーランド代表にとって新たなライバルが出現」と題した記事を掲載。「日本はスロベニアを破り、ネーションズリーグの決勝進出を決めた。日本代表がこれほど大きな成功を収めたのは、これが初めてだ」と驚きを持って伝えている。
1972年ミュンヘン五輪の決勝で、日本は東ドイツを3-1で撃破し、世界の頂点に立った。同紙は「1972年、日出ずる国の選手たちがオリンピックの金メダルを目指して戦った。日本代表が無敵であると判明したことを思い出す価値がある」といよいよ始まるチャンピオン争いに胸を弾ませた。

現地時間6月30日(日本時間7月1日)に開催される決勝で、日本は東京五輪金のフランスと対戦する。

構成●THE DIGEST編集部

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