武田修宏氏が日本医療科学大の講義でカズにエール「仲間の頑張りはパワーを与えます」

講演する元日本代表FW武田修宏氏。左は青島健太氏

サッカー元日本代表FW武田修宏氏が30日、埼玉県内の日本医療科学大で開催された「大樹祭」で、元プロ野球選手で同大客員教授の青島健太氏と「日本サッカーの現在地」をテーマに特別講義を行った。

武田氏は9月から始まる森保ジャパンの2026年北中米W杯アジア最終予選や、増加する海外組の選手などについて熱弁をふるった。

「今は海外でプレーする選手が100人以上いる。(Jリーグ創設の)1993年頃は0人。国内のJリーグが昔と違って、若手が育って海外にと変化しつつある」などと語った。

また学生に向けて「良い時も悪い時もありますが、仲間を大切にしてほしい。高校2年の時に初めて対決した三浦知良さんは今も現役で頑張っています。仲間の頑張りはパワーを与えます」と盟友でJFLアトレチコ鈴鹿への入団が決まったばかりのカズことFW三浦知良とのエピソードを交えながら、仲間から刺激を受ける重要性を強調しつつ、カズにもエールを送った。

日本サッカー界のレジェンドの金言に学生たちも熱心に耳を傾けていた。

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