【AEW】里歩が約3か月ぶり登場!セリーナ・ディープと激突へ 志田光はオーエン杯準決進出

セリーナ・ディープの呼びかけに応じた里歩(©All Elite Wrestling)

米国・AEWの「AEW COLLISION」が29日(日本時間30日)に放送され、同団体所属の和製女子レスラーが存在感を示した。

まずはアイドル的人気を誇る里歩(27)だ。2006年5月にアイスリボンでキッズレスラーとしてデビュー。我闘雲舞を経て、19年8月からAEW入り。同年10月には初代AEW世界女子王者(現王者はトニー・ストーム)となり、世界最大団体・WWEの対抗馬で活躍してきた。

すでにキャリア18年の里歩は、3月に登場後は姿を見せていなかった。だがこの日、セリーナ・ディープがケリー・マダンに勝利した後、「AEWは最高のプロレスがある場所だ! 私にふさわしい選手を用意して!」とバックステージに呼びかけると、笑顔の里歩が登場した。投げキッスをして笑みを絶やさずリングに入り、セリーナと対峙。対戦相手に名乗りを上げた。セリーナはとっととリングを下りたが、里歩は世界王座奪回へ動き出した格好だ。

19年4月からAEW所属となった志田光(36)は、オーエン・ハート杯女子トーナメント1回戦でディオナ・パラッツォと対戦。ファルコンアローから丸め込み合戦を制し、最後は必殺のカタナ(回転式ヒザ蹴り)で3カウントを奪った。見事な勝利で、サラヤ vs マライア・メイの勝者との準決勝に進出した。

試合後はディオナに襲われたが、サンダー・ロサに救出され、事なきを得た。トーナメントを制すれば、8月の25日(日本時間26日)に、英ロンドンの〝サッカー聖地〟ウェンブリースタジアムで開催されるメガイベント「ALL IN」で、AEW世界女子王座に挑戦できる。世界にアピールできるチャンス到来だ。

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