あすも大雨 土砂災害に警戒を

奈良県では1日未明から夕方にかけて局地的に激しい雨が降るおそれがあります。

これまでの雨で地盤が緩んでいるところにさらに雨量が増加する見込みで気象台は土砂災害に警戒を呼び掛けています。

気象台によりますと低気圧や梅雨前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、奈良県では1日未明から夕方にかけて雷を伴った激しい雨が降る見込みです。

県内で1日夕方までの24時間で予想される降水量は、いずれも多いところで北部で120ミリ、南部で150ミリとなっています。

さらに2日にかけて降水量は増える見込みで2日夕方までの24時間では、北部で80ミリ南部で80ミリの雨が予想されています。

気象台は、これまでの雨で地盤が緩んでいる場所があり土砂災害の危険度がさらに高まるおそれがあるとして警戒を呼び掛けています。

なお近鉄によりますと土砂の流入で運転を見合わせているけいはんな線の新石切から学研奈良登美ヶ丘までの区間は、応急復旧工事が30日に終了し1日始発から運転を再開する見込みだということです。

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