パリ五輪代表の16歳張本美和 今季国際大会初V!躍進著しい20歳の大藤をストレートで圧倒【卓球 WTTチュニス】

WTTコンテンダーチュニス2024<6月25~30日/チュニジア>

6月30日、女子シングルス決勝で張本美和(16=木下グループ/世界ランク7位)が大藤沙月(20=ミキハウス/同55位)をゲームカウント4-0で下し、国際大会今季初優勝を果たした。

国際大会ではこれが初対戦となる両者。パリ五輪代表の16歳張本に、今季すでにWTTフィーダーを3勝している4歳上の新星が襲いかかる。

まず小柄ながらパワフルな大藤がたたみかけ、先にゲームポイントを奪う。しかし回転量の強いドライブで張本が12-10と逆転で先制する。

張本は第2ゲーム、ミドル攻めやカウンターを軸に抜け出して11-8で取る。

大藤の懐に突き刺す長いツッツキも効果的で、3ゲーム目も11-8で張本が獲得する。

スケールの大きなプレーで、中陣からでも盛り返せる張本は、攻守に充実。大藤の攻撃卓球を封じ込め、11-3で第4ゲームも奪い、ストレート勝ちで優勝を決めた。

これで張本は、昨年に続いてのコンテンダーチュニスの連覇達成。あと1か月を切ったパリ五輪へ向けても、さらに弾みをつけた。

<WTTコンテンダーチュニス 女子シングルス決勝>
張本美和 4-0 大藤沙月
12-10/11-8/11-8/11-3

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