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WWEのPLE「マネー・イン・ザ・バンク(MITB)」(7月6日=日本時間7日、カナダ・トロント)のMITB女子ラダー戦へ向けて、「ダメージCTRL」イヨ・スカイの新たな対戦相手が決まった。
MITBラダー戦でブリーフケースを奪取すれば、いつでもどこでも最高峰王座に挑戦できる権利を得る。イヨは昨年大会を制し、WWE女子王座奪取につなげた。今年は連覇から王座奪回を目指す中、ライラ・ヴァルキュリア、チェルシー・グリーンとともに本戦出場を決めている。
28日(日本時間29日)のスマックダウン(米ニューヨークのマジソンスクエア・ガーデン)ではMITB予選2試合が行われ、まずはジェイド・カーギル、ティファニー・ストラットン、キャンディス・レラエがトリプルスレット戦で激突。前女子タッグ王者で筋肉ムッキムキのジェイドが序盤から飛ばして、ティファニーには強烈なスーパーキックをぶち込んだ。さらに、キャンディスをリフトアップして、場外のティファニーめがけてぶん投げる荒技を見せた。
ところが、試合途中で「クイーン・オブ・ザ・リング」覇者のナイア・ジャックスと、ジェイドのタッグパートナー、ビアンカ・ベレアが姿を現した。ナイアはこのところなぜかティファニーの味方になっており、場外に落ちたジェイドをめぐってビアンカと対峙した。この隙にキャンディスのタッグパートナー、インディ・ハートウェルが現れ、ジェイドを鉄柱に叩きつけた。
V本命だったジェイドが戦闘不能となり、ティファニーがキャンディスに三段跳び月面弾「プリティストムーンサルトエバー」を決め、予選を突破した。バックステージでは「私は宇宙の中心なの。すべてが私の思い通りよ。来週は〝ティッフィー・イン・ザ・バンク〟になるわ」と豪語。NXTから昇格したばかりで25歳の新星が、堂々のV候補に浮上した。
MITB予選トリプルスレット戦のもう1試合はナオミ、ブレア・ダベンポート、インディが対戦。こちらも激戦となったが、今度はジェイドが〝逆介入〟。自身の予選の仕返しで場外に落ちたインディを鉄柱に叩きつけた。リングに戻されたインディをナオミがヒップからマットに叩き落とし、最後はくるりと丸め込んで勝利した。
最高峰王座獲得2度の実力者も「私があのラダーを上り、ブリーフケースを奪い、ミスMITBになる」とV予告。これでMITBラダー戦はイヨ、ライラ、チェルシー、ティファニー、ナオミの5人が決定。残り1人が加わり、6人でブリーフケースを奪い合うが、イヨには強敵ぞろいのメンバーとなった。
この日のスマックダウンは「ABEMA」にて放送された。