常人だったらセンターフライ 大谷翔平の規格外パワーが生んだ高弾道アーチ いつまで待っても落ちてこない打球 解説者も「ウソだー!」

【MLB】ジャイアンツ7-14ドジャース(6月29日・日本時間30日/サンフランシスコ)

あれよあれよという間にホームラン。ドジャースの大谷翔平が「1番・DH」で先発出場したこの試合。誰もがセンターフライと思った打球は、規格外のパワーでそのままスタンドへと飛び込んだ。

【映像】全然、落ちてこない!大谷の豪快26号HR

3回表、1-1の場面で大谷は2番手右腕のハワードに1-2と追い込まれたが、86マイル(時速138キロ)のスライダーを捉えると、打球はセンター方向へ。解説者の糸井嘉男氏が「ダメか!?」と諦めてしまいそうになった打球は、その後も伸び続けてスタンドへ吸い込まれた。普通のバッターであればセンターフライ、しかし大谷のパワーとこの日スタジアムを包んでいた追い風が高弾道のホームランを実現させた。糸井氏は「ええ!?ウソー!」と絶叫だ。

長い滞空時間の打球に視聴者は騒然。「センターフライかと思ったら」「つまってなかった?」「いまのなにw」「いつも言ってるけどあれ入るんか」と驚きのコメントが多数寄せられた。糸井氏が「いやあ、見れてよかった!」と大満足したこの一打は飛距離412フィート(約125.5メートル)。大谷はこの日で打率.321、26本塁打、OPS1.050。例年、調子を上げる6月はこれで12本目のアーチ。46本を放った2021年が月間13本、44本塁打の昨年は15本。今年もしっかり2ケタの本塁打で成績を残した。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

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