中国広東省の深セン市と中山市を結ぶ「深中通路」が正式に開通

中国のスーパープロジェクトで、広東省の深セン市と中山市を結ぶ横断ルートの開通イベントが30日午前、「深中通路」西人工島で行われ、同通路が正式に開通したことが発表されました。

中国のスーパープロジェクトで、広東省の深セン市と中山市を結ぶ横断ルート(以下「深中通路」)の開通イベントが30日午前、「深中通路」西人工島で行われ、同通路が正式に開通したことが発表されました。午後3時からは車両のテスト通行が始まります。

深セン、東莞、恵州および珠海、中山、江門の都市群の間の唯一の直結ルートである「深中通路」は、珠江口A字型交通ネットワークを形作る上で要となる横の一本です。

「深中通路」の開通後は、深セン市から中山までの所要時間が従来の2時間から30分以内に短縮され、将来的には広州の南沙から中山まではわずか15分で結ばれます。また、珠海や江門から深センまでの所要時間はこれまでの2時間強から1時間以内に短縮され、ベイエリアの交通発展の新たな構図が切り開かれるとみられています。(提供/CRI)

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