京都サンガ、湘南を1-0で破り3試合ぶり白星 J2降格圏から抜け出す

湘南-サンガ 前半、トゥーリオからのパスを受けて先制ゴールを決めるサンガの原(レモンガススタジアム平塚)

 J1京都サンガFCは30日、レモンガススタジアム平塚で第21節の湘南戦に臨み、1-0で勝って3試合ぶりの白星を飾った。勝ち点を15から18とし、19位から17位に浮上してJ2降格圏から抜け出した。

 サンガはトゥーリオが第7節以来、一美が第12節以来の先発復帰。宮本が2試合ぶり、福岡が7試合ぶりにスタメンとなった。

 サンガは風下の前半、連動したプレスで相手の攻撃を寸断した。前半24分、左クロスのこぼれ球を拾ったトゥーリオがクロス。抜け出した原が胸トラップで収めて右足で押し込んで先制した。32分にも福田の右クロスにトゥーリオが足を合わせたが、GKの好守に阻まれた。

 後半開始から押し込まれると、同5分にはクロスボールがペナルティーエリア内の一美の手に当たったとして痛恨のPKを与えた。しかし、相手シュートをGK具が横っ跳びでストップ。流れを渡さず、終盤の相手の猛攻にも鈴木や宮本らを中心に4バックを維持してコンパクトな陣形を保って耐え抜いた。終盤には平賀や来季サンガ加入予定の中野(立命大)も出場した。

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