エネルギーの地産地消を発信  新横浜 マクニカで勉強会 横浜市港北区

巨大モニターを使って解説

新横浜に本社を置く株式会社マクニカ(原一将代表取締役社長)は6月18日に同社本社ビルで「”無駄なく”電力を使う『エネルギーマネジメント』の必要性」と題するメディア向け勉強会を開いた。環境月間で、電気料金が値上がりするこの6月に、「エネルギーの地産地消」を推進する同社の取組みを説明するとともに、日本のエネルギー問題について考える機会とすることが目的。

同社は半導体の取り扱いに加え、世界中の最先端テクノロジーを活用して様々なパートナー企業とともに環境問題の解決に取り組んでいる。その一つに再生可能エネルギーの「作る(発電)、貯める(蓄電)、使う(制御)」を行うエネルギーマネジメントソリューションの普及がある。

当日は大勢集まったメディア関係者らの前で、サーキュラーエコノミービジネス部部長の脇坂正臣さんらが、同社が扱う次世代型太陽電池「ペロブスカイト太陽電池」や100%リサイクル可能な自家消費用の鉛蓄電池「soldam」、エネルギーマネジメントシステム「キーセンス」などの商品を解説。実物やデータを見せながら導入事例なども紹介した。

同社広報室の宮原由美さんは「弊社のトータルソリューションの説明会は初めて。今後も多くの人に向けて発信していきたい」としている。

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