嘘だと言ってくれ…!9回2アウトからまさかの展開 楽天が痛恨ミス“ボテボテ投ゴロ→一塁大暴投”の衝撃シーン

6月21日にエスコンフィールドHOKKAIDOで行われた北海道日本ハムファイターズ対東北楽天ゴールデンイーグルスの一戦で、9回2死の場面から“まさかの同点劇”を招くこととなった楽天の守護神・則本昂大のプレーに、野球ファンの間で衝撃が走っている。

【映像】ボテボテ投ゴロ→一塁大暴投の衝撃シーン

8-9、日本ハムが1点ビハインドで迎えた9回裏・日本ハムの攻撃。逃げ切りたい楽天は、この回から守護神・則本をマウンドへ。その則本は、この回先頭の9番・田宮裕涼をショートライナー、続く1番・郡司裕也をショートゴロに打ち取り、簡単に2死を奪うものの、最後の打者になるかと思われた2番・清宮幸太郎をピッチャーゴロに打ち取った際に、まさかの一塁への悪送球。これで2死二塁となると、続く3番・水谷瞬への初球、外角のストレートをセンターへと弾き返され、二塁走者の代走・五十幡亮汰が生還。9-9の同点とされた上に、打った水谷も三塁へと到達。まさかの展開で、一打サヨナラのピンチを迎えることとなってしまった。結局、この試合は12回延長となるも決着は着かず引き分けとなった。

9回2死走者なしの場面から、守護神・則本の暴投をキッカケに、痛恨の同点打を浴びるというこの“エスコンの魔物”ともいうべき展開について野球解説者の五十嵐亮太氏は、6月28日放送の『バズ!パ・リーグ』(ABEMA)で「キャッチャーに思い切り投げるじゃないですか。それでファーストにちょうどいいところに投げる力の加減が難しい。投げ終わった後に則本選手が右手を見るあの仕草、(自分も経験があり)苦しくなりますね。こういうエラーからファーストに投げるのが怖くなってしまったりするので、そうならないで欲しい」と、ピッチャーとして活躍した自身の経験を踏まえ則本を励ます形でコメント。

またネット上の野球ファンからは「まれに見る変態試合での引き分けだったけど 水谷の同点タイムリー見れただけで満足」「水谷すごいけど、何回見ても則本のゆったりとした余裕のあるフォームからの豪快な悪送球が面白すぎる」「今シーズン1の意味わからん試合で草」「最後まで油断してたらいけないと教えてくれる試合」「野球は最後まで何が起こるかわからないということが明確にわかる」といった様々な反響が寄せられている。

(ABEMA『バズ!パ・リーグ』)

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