国内最大級のダンス・パフォーマンスの祭典「SHIROFES.2024（城フェス）」は最終日の30日、青森県弘前市の弘前公園などを会場に、ダンスバトルの決勝を行った。3日間で約4万8千人（主催者発表）が訪れたイベントは、世界各国から参戦した実力者たちの圧巻の演技で幕を閉じた。
城フェスは弘前市の一般社団法人「Performing Arts Community（パフォーミング・アーツ・コミュニティ）」が主催し今回で9回目。
ダンスバトルには全10部門に約1380人がエントリーし、この日は5部門の決勝が行われた。午後から降り出した雨の影響で、各部門の決勝などを屋外会場から弘前市民会館大ホールに移した。
パリ五輪で正式競技として初めて採用されるブレイキン（ブレイクダンス）の団体戦決勝では、2チームのメンバーが制限時間内で交互に迫力あるダンスを披露。観客らを熱狂させた。
八戸市から訪れた小野寺柊羽（とうわ）さん（12）は「レベルの高いダンスを見ることができて勉強になった」と目を輝かせた。
