【都知事選】郷原信郎弁護士 小池百合子都知事の落選運動を街頭で展開「手応えある」

東京・調布駅前でアピールした郷原信郎弁護士

ラストサンデーを迎えた東京都知事選(7月7日投開票)で30日、郷原信郎弁護士が都内で落選運動を行った。郷原氏は過去の選挙でも甘利明氏らの落選運動を展開。今回の都知事選では小池百合子都知事に照準を定めている。

郷原氏は京王線調布駅前でマイクを握り、小池氏がカイロ大を卒業したかどうかの学歴詐称疑惑について指摘。また「街頭演説はほとんどやらない。公務だ、公務だと言って。東京15区補選のときは毎日のように応援の演説してたのに、自分の選挙ではほとんど公の場に出ない。なぜならば説明を拒否するためです。聞かれたら困ることが山ほどあるからです。答えようがないからです」と訴えた。

郷原氏は自作のチラシを制作。小池氏の学歴詐称疑惑を中心に問題点を紹介したものだ。「小池都知事の真実を知ってもらう活動を行うに十分な時間があります。よく質問されますが、誰に投票したらいいのかと。私は誰に投票しなさいということは言うつもりはありません。倒せる候補に力を集中していくべきです」と呼び掛けた。

演説後、郷原氏は取材に「甘利氏の時と比べても手応えがある。ユーチューブのコメントにも、私の事務所に対しても反応があって、『支持してる』『共感してる』というコメントで埋め尽くされている」と話した。

自作のチラシは第2弾も用意しているという。

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