男子走り高跳び、真野友博が初のオリンピック代表選出有力に 「一層緊張した」雨の中でも堅実にまとめ3位【陸上日本選手権】

男子走り高跳び、2メートル20で3位となった真野友博(撮影・中村太一)

◆陸上 日本選手権(30日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム)

男子走り高跳びの真野(九電工)は2メートル20にとどまり3位。2大会ぶりの日本一には届かなかった。それでも断続的な雨という厳しいコンディションの中で堅実にまとめた。世界ランキングで日本勢の上位につけており、初の五輪代表選出が有力となった。

広島県出身。福岡大で力をつけた。2大会連続で世界選手権代表に選ばれ、2022年オレゴン大会ではこの種目で日本勢初の8位入賞。今年は「勝負の年」と位置づけた中で見事結果に結びつけた。「普段の日本選手権に比べても一層緊張した。出場できれば(パリでは)自分を一番いい状態にしてしっかり結果を残したい」と話した。

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