福岡大大濠高の森元壮琉が男子100キロ超級で初優勝 女子は佐賀商高の清水優陸、敬愛高の大多和心が2連覇【九州ジュニア体重別柔道】

九州ジュニア柔道体重別選手権の男子100キロ超級決勝で優勝した福岡大大濠高の森元(左)

柔道の男子第55回、女子第26回の九州ジュニア体重別選手権大会(西日本新聞社など後援)は30日、福岡市の福岡武道館で行われ、九州各県の予選を勝ち抜いた15~20歳の男女約220人が各7階級で個人トーナメントを戦った。

男子100キロ超級では福岡大大濠高の森元壮琉(3年)が延長戦の末に反則勝ちで初優勝。森元は全国高校総体福岡県予選、全九州高校大会に続く栄冠で7月22日開幕の金鷲旗高校大会(福岡市・照葉積水ハウスアリーナ)に弾みをつけ「苦しい展開でも落ち着いて試合ができた」と胸を張った。

100キロ級は長崎日大高の松本龍樹(3年)、73キロ級は佐賀商高の宮永啓吾(同)が制した。

女子は高校生が7階級中6階級を制覇。敬愛高(福岡)の大多和心(3年)が78キロ級、佐賀商高の清水優陸(同)が63キロ級で2大会連続優勝を果たし、宮崎日大高の植田こころ(1年)が52キロ級、佐賀商高の法島驍(2年)が57キロ級、大牟田高(福岡)の高橋南乃(同)が70キロ級、敬愛高の山口千弘(同)が78キロ超級で初優勝を飾った。

男女とも各階級の上位2人が9月に群馬県で行われる全日本ジュニア体重別選手権への出場権を得た。(山崎清文)

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