ミャンマー当局が“日本人男性を拘束”国営メディア報道 イオングループの駐在員か

軍事政権が続いているミャンマーで、日系企業のイオングループの現地法人に勤める日本人男性が当局に拘束されたと報じられました。

ミャンマー国営テレビは先月30日、国内22の商業施設でコメが規定の価格よりも高く販売されたなどとして、日本人を含む関連業者の4人を当局が拘束したと報じました。

拘束された日本人は、イオングループの現地法人に勤めるカサマツ・ヒロシさんで、現地の日本大使館によりますと、最大都市ヤンゴンの警察施設で取り調べを受けているということです。

日本大使館は「所属企業とも連絡をとって必要な支援を行うとともに、邦人保護の観点からミャンマー当局に対し、早期の解放を働きかけている」としています。

ミャンマーでは3年前の軍事クーデター以降、経済の混乱などによって食料や日用品の物価が高騰。価格統制を強める軍事政権はこのところ、コメに対する規制も強化していて、先月から販売業者などが相次いで摘発されています。

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