畑岡奈紗と西郷真央のペアは8位 ティティクル&ルオニンが制す

ツアー唯一のダブルス戦を8位で終えた畑岡奈紗&コ・ジンヨン(撮影/亀山泰宏)

◇米国女子◇ダウ選手権 最終日(30日)◇ミッドランドCC(ミシガン州)◇6256yd(パー70)

2日目と同じフォアボール(ペアのそれぞれがプレーしてホールごとに良い方のスコアを採用)で争われ、2位から出たアタヤ・ティティクル(タイ)&イン・ルオニン(中国)が「62」をマーク。1打差を逆転する通算22アンダーでツアー唯一のダブルス戦を制した。

通算21アンダーの2位にアリー・ユーイング&ジェニファー・カップチョ。首位スタートからの逃げ切りはならず、カップチョは2022年に続く大会2勝目を逃した。

ともに10位から出た畑岡奈紗&コ・ジンヨン(韓国)、西郷真央&ソン・ユジン(韓国)は「64」でプレーし、通算16アンダーの8位でフィニッシュした。

畑岡はこの日ボギーなしの6バーディでプレー。午前中は冷え込んだ影響もあり「距離感をつかむのが難しかった」と伸び悩んだが、「後半に伸ばすことができて良かった」というインに入り、14番からの3連続を含む4バーディを集中させた。今週は、元世界ランキング1位のコからオファーを受けてのタッグ結成。「最初は緊張した部分もあったけれど、心強いパートナーと4日間戦い抜くことができて、すごくうれしかった」と総括した。

西郷も6バーディ、ノーボギーでチームスコアに大きく貢献。「改めて自分がゴルフを好きだと思えた一週間。4日間を通してショット自体は悪くなかったと思う。上位で戦えたことは自信になったし、メジャーに向けてしっかり調整していきたい」と、同じルーキーのソンと組んだ4日間を振り返った。

29位スタートの笹生優花&セリーヌ・ブティエ(フランス)は「61」をマークし、通算15アンダーの17位に浮上。24位から出た渋野日向子&勝みなみも「63」と伸ばし、通算14アンダーの20位で終えた。

次戦は1週間のオープンウィークを挟み、今季メジャー第4戦「アムンディ エビアン選手権」(7月11日開幕/フランス・エビアンリゾートGC)となる。

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