男子日本代表 フランスに敗戦も前回大会を上回る銀メダル

【写真:Volleyball World】

バレーボールネーションズリーグ(VNL)2024男子ファイナルラウンドの最終日、日本(FIVBランキング2位)は現地6月30日(日)にウッチ(ポーランド)での決勝でフランス(同5位)と対戦。1-3で敗れたが、初の銀メダルを手にした。

ファイナルラウンドのカナダ戦、スロベニア戦をいずれもストレートで勝利しVNL初の決勝進出を果たした日本は、準々決勝、準決勝をいずれもフルセットの末に勝ち上がったフランスと対戦。両チームは予選ラウンド第3週マニラ大会でも対戦しており、そのときは日本が2セットダウンから逆転で勝利していた。

第1セット序盤はサイドアウトを取り合う展開。中盤以降も互いに連続得点を奪うが、抜け出せず競り合ったまま終盤を迎えると、日本にミスが重なってセットを先取された。

第2セットは序盤に髙橋健太郎のクイックや石川祐希主将のツーバックアタックで先行すると、そのあともサーブで崩して得点を重ねた日本がセットを奪い返した。

第3セットは序盤に連続失点を喫し先行を許すと、中盤にも平均身長で上回るフランスにブロックポイントを奪われリードを広げられる。石川主将に代えて甲斐優斗を、大塚達宣に代えて富田将馬を投入し23-23の同点とするが、そこから突き放されてセットを落としあとがなくなった。

第4セットはフランスのリードで進むが、小野寺太志のブロックで18-18の同点に追いつく。そのあと宮浦健人のサービスエースで逆転するが、再び逆転を許し最後はフランスのサーブ&ブロックを決められて敗れたが、前回大会を上回る銀メダルを獲得した。

■ネーションズリーグ2024男子ファイナルラウンド

決勝

日本(FIVBランキング2位) 1-3 フランス(同5位)

(23-25、25-18、23-25、23-25)

■日本の第1セットスターティングメンバー

関田、石川、髙橋健、西田、大塚、小野寺、リベロ山本

■日本のトップスコアラー(上位3人)

石川 17得点(アタック17得点)

西田 11得点(アタック11得点)

宮浦 10得点(アタック8得点、サーブ2得点)

※記事内のFIVBランキングは日本の試合前のもの

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